ガーデンスペースを増築するためのリフォーム術

ワークライフバランスが重視される流れが強まる中で、自宅で過ごす機会が増えています。それに伴ってガーデニングを楽しむ人も増加傾向にあるのですが、いざガーデニングをしようと思った場合に課題となるのが、いかにしてガーデンスペースを確保するかという点です。広い庭があれば問題ありませんが、そうでなければ、リフォームを行ってスペースを増築しなければなりません。

では、具体的にどのようにしてリフォームをすればよいのでしょうか。

この点、もっとも手軽にできるのが、ベランダやバルコニーをガーデニングができるようにリフォームするというものです。リフォームせずにプランターを設置して植物を育てるという方法もあり得ますが、それだと味気ないですし、本格的に野菜を育てたりするのは容易ではありません。ベランダやバルコニーに土を入れて直接植物を栽培できるような環境を作れば、庭と同じような環境でガーデニングが楽しめるのですが、そのためには床や壁面をリフォームする必要があります。

リフォームを行わずガーデニングをすると、階下への水漏れの原因になりますし、植物の根が床や壁に入り込んで建物にダメージを与えてしまう恐れがありますので、リフォームは必ず行うようにしましょう。

次に、自宅の庭にガーデニングができるくらいのスペースがあるのであれば、より効率的に植物を育てられるようにサンルームの増築を検討してみるというのも一案です。サンルームがあれば、寒い季節でも野菜を栽培できるようになりますので、年間を通じてガーデニングを楽しみたいという方であれば、ぜひ検討してみると良いでしょう。なお、サンルームの設置に必要な費用は規模や商品によって大きく異なりますが、簡単なものであれば、工事代を含めても100万円以下で収まります。

そこまで費用を掛けられないという場合には、耐久性は落ちますが、市販されている透明のビニールテントで代用することも可能です。